波動について
存在する全てのものには波動があります。振動しているのです。それは量子力学の観点からも証明されています。鉱物のような動かないようなものでも、ミクロ的な視点で観察すれば、原子核のまわりを電子が回っています。この振動している状態を波動(バイブレーション)といいます。固体として存在するものは、密度が濃くて、振動率が低いので、固体として認識できますが、液体、気体と密度が薄くなって、振動率が高くなるにつれて状態が変化していきます。心霊学では、私たちの体というのも肉体だけではなくて、幽体、霊体、そして本体である意識生命体(魂)が重なったものであるといわれています。
私たち自身の肉体はもちろんのこと、それぞれの体と本体である魂も振動していて波動があるのです。その人の持つ特有の波動を出しているのです。それが能力者にはオーラとして見えるのです。常に一定ではありません。落ち着いている時と心が不安定な時とでは波動は変わりますし、霊的に進んでいる人と未熟な人ではバイブレーションが違います。ポジティブな考え方の出来るときは、波動が高いのであり、ネガティブが発想しか浮かんでこない時は波動が低いのです。 もちろん、波動は高いほうが良いことは決まっています。波動が高ければ高い程、高い世界からのインスピレーションを受けとるようなこともできますが、低いと低い世界の影響を受けることが多くなりますので、いろいろな問題が起きてきます。私たちは三次元の物質世界だけに存在しているのではなくて、目には見えませんが、多次元と重なっていますので、幽界の低層など、未浄化霊、浮遊霊などの存在するような世界の影響を受ける場合があるのです。孤独感にさいなまれ、欝の症状が見られるような方はとても危険です。 類は友を呼ぶという諺にもあるように、波動の高い人の周りには高い人が集まりますし、低い者は低い者同士で集まります。そのほうが居心地がいいからです。高いグループの中に、一人だけ低い人がいてもいたたまれなくて、離れていくでしょうし、逆もまた同じです。波動を上げることで、回りには高い人が集まってきますので、いっそうレベルの高い意識を持つようになりますから、低い人は努力して高くなるようにしなくてはなりません。 波動を上げるためには、霊性を向上させることが、まず第一です。徳を積むことで自動的に霊性は向上します。それは他人のために奉仕すること。シルバーバーチが唯一の教えとして説いていることですね。仕事をすること、働くということは、はたを楽にさせることですから、私たちは仕事を通じて常に霊性の向上に努めているのですが、それがうまくいかなくて悩んでいる方も多いかと思います。 そういう時こそ、ポジティブに、積極的に、陽気に振舞ったり、クラシック音楽を聴いたり、癒し効果のあるものを身の回りに置いたりするのも効果的ですが、とても良い方法があるので紹介しておきます。それは、瞑想とか精神統一とか呼ばれるものです。いろいろな方法があって、指導者によって違いますから方法は書きませんが、目的は日常的な意識からいったん離れて、自分を外側から見つめてみたり、自分を指導し、見守ってくれている霊的な存在たちに意識を向ける作業です。 入門書なども売られていますが、最初は自分一人で自己流でしないでください。他界と意識レベルを合わせる作業ですから、体質的に敏感な方は、まだ波動レベルが低いうちに繋がってしまうと、低い世界と繋がる可能性が高いのです。自分の意識レベルを高みに合わせ、波動を高めるためだけですから、繋がる必要はないのです。こちらからの一方通行で充分波動は高くなります。霊能が出る場合もありますが、出たら出たで、また大変なことなのです。出ないほうが幸せです。あくまでも波動を高めるためだと考えてください。指導者の許可が出るまでは、一人ではしないこと。 波動が低いことを自覚しないで、瞑想をしてみたり、興味本位でスピリチュアル・セッションなどを受けただけで、霊能力が出てきたなどと言って得意になることは、とても危険なことです。どのような意識レベルの世界と繋がっているのか分かりません。リーディングの内容が当たったなどと言っても、それは判断材料にはなりません。低級霊ほど、よく当たるのです。意識レベルの高い世界からは、そのようなことには反応しないのが常識です。ただただ、意識レベルの向上、波動を高めるためにだけ、精神を統一してみてください。いつの日か、必ずやっていて良かったと思える時がきます。
by 892sun
| 2009-03-26 12:12
|
以前の記事
2016年 12月
2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 11月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 09月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 home page
ライフログ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||