ひとりごと、ぶつぶつ

身近な人を自殺で亡くされた方へ

霊的真理を学んでいると、自殺という行為がいかに愚かな罪深いことが分かってきます。そこで自殺するとはどういうことか、自殺しても苦悩からは逃れられないばかりでなく、魂の開放とは逆の行為であることを、少しでも知ってもらいたいと、ホームページを立ち上げてから、もう10年ほどになります。数ある多くのサイトの中から縁あって、私の文章を読んでご相談のメールを少なからずいただいてきました。私の目標はその中から一人の方でも、自殺を思いとどまって下さる方が出たら、それで私の願いは達成されると思っています。

しかし、中には残念なことに、身近の方が自殺してしまったのだけれど、どうしたらいいのだろうというご相談もありました。これには困りました。過去の時間を巻き戻すことはできません。自殺の弊害はこうした回りの人々も大きな哀しみ、苦しみに巻き込んでしまうことです。どうしてなんとかしてあげられなかったろうか、という後悔ばかりが先にたち、苦しみが始まります。しかし、もう本人がいないのですから、どうすることも出来ません。どうすることもできませんが、せめて、こうしてあげれば、孤独と暗闇の中から光明を見つけることが出来るのではないかと思って、書いてみます。

自殺の多くは現状逃避である場合が多いのです。なんとか今の苦しみから逃げたいと、自殺を図ります。こうした人の多くは、自分で自分の回りにバリアを作って目を塞いでいます。暗闇に思えるのは死んだつもりで、目を開けようとしないからです。孤独を感じるのは自分で回りにバリアを張り巡らしているからです。たとえ自殺者でも守護霊は遠くから見守っています。自殺しても命はあるのです。目を開けてみれば、バリアを開いてみれば、必ず、遠くに微かではありますが、光が見えるはずです。その光があることに気付くことが目覚めです。どんな罪を犯そうと、目覚めが始まればやり直す機会が与えられます。

目を開けてまわりを見るように祈ってあげてください。バリアを取り外すように、祈ってあげてください。微かな光に向かって、歩き出すことを祈ってあげてください。光の先には守護霊が待っていてくれるでしょう。そこまで辿り着くには遠い道のりかもしれません。しかし、この光こそ希望の光、救いの光です。一歩ずつでも、光に向かって進めるように、祈ってあげてください。

祈りとは思念を届けることです。この世では、思念は形をとりませんが、あの世では思念には実体があります。心からの祈りは必ず届くだけでなく、本人にとっても大きな支えになるはずです。この世とあの世は隣り合わせですが、次元の違う世界ですから、これしかできません。一人でも自殺する方が少なくなるように願っていますが、不幸にも、もし身近な方で自殺者を出してしまったら、後に残された手段は祈りだけです。まわりに落ち込んでいるような人を見つけたら、ささやかなことでも、力になってあげることが大切です。もし耳を傾けてくれるようでしたら、霊的な真理を話してあげましょう。私たちは永遠の存在です。命は神からの贈り物、自分のものではありません。

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燃える秋(2)
by 892sun | 2009-12-07 15:18
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この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

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