ひとりごと、ぶつぶつ

あなたは何故生まれてきたのか 7

既存の宗教にはなくて心霊学でのみ語られる概念に守護霊、背後霊の存在があります。この存在について書いてみます。人は誰しも一人ぼっちということはなくてどのような方にも守護の任に当たられる方が一人、その方の成長に応じて適した人々が霊団を組んで数人、ついています。守護の任に当たられる方は生まれる以前からついていて、死ぬまで一生代わることはありません。背後霊団は適宜入れ替わります。常に共にあることを感じ、守護霊に対して祈りましょう。もっとも身近な創造主への仲介者です。自分本位の願いでなければ、いつの日か必ず聞き届けてくださることでしょう。


守護霊、背後霊とともに

守護霊となられるような方はすでに相当な霊格を身に付けた方で、再び生まれて地上生活を送る必要のなくなった人ですが、地上生活を送る代わりに、地上生活を送る人を見守りながら再体験をして、さらに向上しようとしているのです。どこまでいっても向上心は衰えません。衰えるどころか、向上すればするほどますます盛んになってとどまるところを知らないかのようです。

所属する類魂から中心的人物が選ばれるようです。生まれる以前から、担当する人の生まれていく時代、民族、から環境までを詳しく調べて最も成長するに相応しいことを確認し、土地の産土神や本人とも話し合い、この世に送り出します。そして死ぬまで責任を持ちます。死後、すみやかにあの世へ連れて帰るのも守護霊の役目です。

背後霊は肉体的成長、精神的成長、霊的成長に合わせて適宜人選が行われ入れ替わるようです。本人の持ち始めた夢や希望をかなえるため、生前そのような経験や知識を持った人材を集め人知れず努力しているのです。本人自身の気持ちの持続や努力に加えて、目には見えない力も加わっているのです。あの世の人たちにとっては、この世で修行に励む人たちの手助けをすることは、何事にも変えがたい喜びなのです。後から来る人たちへの援助こそ最も神のお喜びになる行為と知っているのです。

仏教では守護霊、背後霊という概念は説きませんが、自力、他力ということを言っています。仏教のことは詳しくは知りませんが、自分が一生懸命頑張れば他力もついてきて、自分の力以上の100%以上の力が発揮出来る、というような意味ではないかと思っています。


私が強調したいのは、これらの方々の存在することが分かっているのなら、まして自分のために一生懸命に働いていてくれることが分かっているのなら、気持ちだけでも常に感謝するべきではないかと思っているのです。高級霊ほど自分の存在を明らかにはしません。能力のある方に霊視されるようなことがあっても、ほとんど生前の名を名乗られることはまずありません。そのように控えめではあっても、こちらが、その存在を感じ取り、心で感謝を捧げるのは良いことではないでしょうか。私は、むしろ分かっていながら無視していることのほうが失礼ではないかと思っています。

心霊学では、一日の生活の中で少しの時間をさいて精神を統一し、波動を高めてあの世の存在との絆を強くすることを奨励しています。彼らとの絆が太くなればなるほど、彼らからのインスピレーションも受け易くなりますし、時には援助や、危機の知らせなどさえも受け取ることが出来るのです。格別難しい技術がが要ることはありません。この世の荒々しい波動を押さえて心を鎮め、静かに感謝の念を送るだけなのです。

この世では思いはたんに思いですが、あの世では、思いこそが実体があるのです。あの世に生きる人々にとっては思いこそがなによりのプレゼントなのです。無償の愛に生きている人々ですから、見返りなど求めてはいませんが、そこは人間です。感情はあるのですから、無視されるよりは感謝を届けてくれる人には更なる援助を与えようとするのが人情というものです。

「死」を考えているあなたへ、の中でも書きましたが、人は誰もひとりぼっちではありません。ひとりぼっちだと思い込んでいるだけなのです。どのようなときも、あなたを見守る人々がいるのです。だから逆に誰にも見つからねばいいなどと思って悪いことをしても、それはあなたの履歴にきちんと残されてしまいます。

昔の人は「お天道様は見ていなさる」といって悪いことを戒めましたが、まさにそれは事実なのです。あなたの播いた種は良い種も悪い種もいつか必ず芽を出して実を付けます。それらを刈り取るのも本人自身がやることになるのですから、誰も見ていないからといって悪いことは出来ません。良い結果が出て喜んでいるときは、守護霊も背後霊も喜んでいますし、悲しみにくれるときもまた、彼らはあなたと共に泣いているのです。

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by 892sun | 2010-01-12 11:00
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この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

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