古代霊は語る
今までにいろいろな本を読んできましたが、その中で特に印象に残っていて、自分に影響を与えた特別な本というのが、この「古代霊は語る」です。「私の一冊」を上げよとなれば、迷わずこの本です。知っている方は知っているシルバーバーチの霊訓を紹介した本で、もう何度も何度も繰り返し読みました。この本に出会ったことで、私は人生の羅針盤を見つけたような気になりました。それまでの自分の価値感を180度転換させたのですから、その時の衝撃といったら表現の仕様がありません。今手元にあるのは平成4年発行の第10刷りですが、購入した数は数十冊になるでしょう。
自分が受けた衝撃は、他の誰にも同じようになるというわけではありませんが、少しでも多くの人に知って欲しいという欲求が沸いてきました。何冊も買って知り合いに差し上げたりしていましたので、知らない人はてっきりオカルトに嵌ったと思ったかもしれません。人生は意識さえ切り替えることが出来れば、何歳になってもやり直せることが分かったので、国会図書館で全国の刑務所の住所を調べて一冊ずつ送ったこともあります。 昔は近所のお寺さんで、宗派に関係なく、ことあるごとに坊さんのお説教というのをやっていました。母に連れられてよく一緒に聞きにいったものです。内容は覚えていませんが、仏教も人生哲学ですから、死後の生活やらのおそらく霊的な教えを説いていたのだと思います。近頃はありませんが、その代わりに霊的なことに関心を持つ人たちが増えて、関連の出版物もたくさんあります。シルバーバーチの教えもその流れのなかで、出てきたものですが、霊的レベルは人によって違いますから、自分にぴったり合ったものに巡り合えることは幸運です。 これからも、いろいろな本にで出合ったり、新たに教えを説く人も現われるでしょうが、私はこのシルバーバーチの教えこそ最も私に合ったものであり、最高レベルの教えであると信じています。この教えを基準にして判断していれば、大きな過ちも犯さずにすみそうです。 「自分自身の霊界生活での数多くの体験から、私はいわば大人の霊、つまり霊的に成人した人間の魂に訴えようと決意しました。真理をできるだけ解り易く説いてみよう。常に慈しみの心を持って人間に接し、決して腹を立てまい。そうすることによって私がなるほど神の使者であることを身をもって証明しよう。そう決心したのです。 同時に私は生前の姓名は絶対に明かさないという重荷を自ら背負いました。仰々しい名前や称号や地位や名声を棄て、説教の内容だけで勝負しようと決心したのです。 結局私は無位無官、神の使徒であるという以外の何ものでもないということです。私が誰であるということが一体何の意味があるのでしょう。私がどの程度の霊であるかは、私のやっていることで判断していただきたい。私の言葉が、私の誠意が、そして私の判断が、暗闇に迷える人々の灯火となり慰めとなったら、それだけで私はしあわせなのです。」シルバーバーチの霊訓より 「古代霊は語る」の外カバーに書かれているシルバーバーチの言葉です。 今もこの言葉を読むたびに、私の心は喜びに震えます。 ブログ・ランキングに登録しています。お読みになって、よかったと思われたら、バナーのクリックをお願い致します。
by 892sun
| 2010-07-27 13:57
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