内部告発者からのメッセージほど強いものはありません。そこには外部に対して隠されてきた真実がいっぱいあるからです。この映像は早くから原発製造に拘わってきた技術者が、自分の行ってきた事柄を悔いるとともに、命を賭して国民に真実を訴えています。15年も前の映像ですが、今見ても時間を感じさせません。原発政策は15年間何も変わっていないことの証でもあり、福島原発事故へと繋がる警告でもあったのです。
この映像が撮影された三ヵ月後、平井氏は亡くなりました。おそらく被爆死でしょう。遺言ともいえる映像で、国民には知らされてこなかった真実が次々明らかになります。これまで嘘ばかりついてきた原発関係者や政府に対しては怒りがこみ上げてきます。終わりのほうで差別の話がありますが、これはもう今私たちの回りで現実に起きていることです。他人事ではすまされません。長いですが、最後までじっくりご覧になられることをお勧めします。この映像を紹介してくださった、
瓢風さんにも感謝します。
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