人間としての器の大きさを見よ
人間としての器の大きさというのは、魂の年齢、成熟度でもあります。私たちは、何度か生まれ変わって人生を体験し、少しずつ魂を成長させていきます。この世に始めて生まれた若い未熟な魂もあれば、成熟し再びこの世へは生まれて来ない魂もありますが、見かけだけでは分かりませんので、往々にして、経済力や家柄や地位、、肩書きなどで、その人の器を判断しがちです。
始めての人生を送るような魂は、比較的優しい環境を選んで、苦労の少ない人生をプログラムされて生まれてきます。まだ厳しい試練に耐えることが出来ないからです。経済的にも家庭的にも恵まれていて、幼い時から蝶よ、花よと大切に育てれます。家庭教師が付けられ、きちんとした教育を受けますから最高学府まではエスカレーターに乗っているようなものです。親のコネでそれなりの名前のある企業に入ったり、役人になったり、中には学者になるような道を選ぶこともあるでしょう。適齢期がくれば、それなりの格式を持った家柄同士で結婚させられ、子供を設け、自分が育ったような教育を子供にもさせようとするでしょう。停年近くになれば、天下りを繰り返し、多くの退職金を手にして、老後は悠々自適の暮らしです。自分のポリシーはなく、自己中で、物質的欲望の塊ですから、霊的な話などまったく関心を持ちません。 方や、もう何度も再生してきた魂といえば、簡単な問題などでは勉強になりませんから、高等問題を次々解決するような人生を選んで生まれてきます。生まれつき障害を背負って生まれてくることもあります。その障害を乗り越えるだけの力と勇気を持って生まれてくる素晴しい魂です。健康であっても、決して裕福な家には生まれてきません。ろくな教育を受けられない場合もあったり、勉強嫌いだったりしますが、それらは既に体験済みだからです。家庭的にも恵まれない場合もありますし、経済的にも貧困な環境を選んで生まれてきます。逆境の中でこそ魂は鍛えられることがわかっていますから、自らそのような環境を設定しているのです。はたから見れば壮絶な人生に見えるような場合も本人はさらりと乗り越えてしまいます。このような人物を器の大きい人と呼ぶのです。人生の意味に気がついていますから、霊的真理も心得ていますが、よほどの使命を持っていないと表に出ることを好みません。 極端な二つの例を挙げましたが、あなたはどちらの人生を歩んでいますか?どちらの人生を選びますか?どちらの人生に価値があると思いますか?このブログを読みにきてくださるレベルの人だったら迷わず後者を選ぶと思いますが、世間的な常識から言えば、圧倒的に前者が多いでしょう。そして、そのような人たちは人を見る目もありませんから、家柄や、教育程度や、肩書きや、地位といったものに目が眩んで、その人物の本質を見極めることができません。魂のレベルから言えば、まだ子供のような人たちです。 恐ろしいことに、今の日本はその大人のなりをした子供たちが政治の中枢にいて、これからの日本を動かしていこうとしています。ほとんどが政治家の家に生まれた二世、三世で、生まれてこの方、厳しい試練など経験したことはありません。始めての人生ですから壁にぶつかれば自殺してしまうか、逃げ出すような人物ばかりです。強いことを言われればいいなりです。物質的欲望が強いですから、経済優先、命よりお金です。地位を守るためには嘘も平気で言います、変節もしますが、恥じることがない。景気のことしか頭にない連中はそんな政権に期待しています。まったく恐ろしい世の中ですが、私は希望を捨ててはいません。新しい時代の幕が開け始めていることが分かっていますし、自分が何処に行くのか知っているからです。 アセンションなんてCIAの作り話だなどと言ってると、お子様の政治ゴッコに巻き込まれてしまうでしょう。それも自分の選んだ道だから受け入れるしかないでしょうが。 ブログ・ランキングに登録しています。お読みになってよかったと思われたら、バナーのクリックをお願い致します。 個別のコメントにはしっかり対応できていませんが、コメントのやりとりを希望される方はミクシーからアクセスしてください。「やくに」で検索すれば見つかると思います。ご相談のある方はホームページ「マイ・スピリチュアル・ワールド」からお入りください。よろしくお願いします。
by 892sun
| 2013-01-08 11:33
|
以前の記事
2016年 12月
2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 11月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 09月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 home page
ライフログ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||