他の事業所へ代務をたのまれていたので、いつもの学校へは一週間ぶりに出てみたら、いつの間にかひよどりは巣立ちをしたようで玄関脇の巣の中はからっぽになっていました。番(つがい)で仲良く餌を運んでいたのは10日ほどでした。雛も天敵に見つかると危険なので啼かないでじっと親が戻ってくるのを待っているようでした。どうやら無事巣立ったようですが、ちょっぴりさみしい。さて今年の夏はいよいよ異常です。東京などはかんかん照りですが、裏日本は集中豪雨で何人も死んでいます。むかしの人々は自然との共存を心がけていました。洪水もまた上流の栄養分の高い土を下流に運ぶ自然流の営みでしたが、今のように下流の平野に人口が密集してしまうと、自然は所詮人間の知恵を超えたものだから計算以上のことが起きると大惨事になります。生まれ育ったふるさとは何ものにも代えがたいでしょうが、それにして裏日本に住む方々は冬は豪雪、夏は豪雨ではやりきれないでしょうね。謹んでお見舞い申し上げます。2004/07/20