昨日からの続きになりますが、私に死について語らせたら、いつまでも尽きることがない。死んでからのことで知りたいことがあれば何でも聞いて下さいとはいえるものの、私にだってどうしようもないのが、死に至るまでの段階で、これは人それぞれ生き様が反映した死に様となるのでしょうが、どうなるのかは神のみぞ知るので、不安ではありますね。
私の理想とするところは、前夜眠りについたのに、翌日は目覚めなかったという形で、私は涙涙のお別れやらお見送りは願い下げなので、看取られなくても全然平気なのですが、やはり残された者たちにかける迷惑だけは最小にしたいとは思っているので、意識不明のまま生きているというのは耐えられない。
富山県射水市民病院での安楽死疑惑というのがありましてから、尊厳死についての関心が高まり、先月だけで一万人の方々が登録されたそうです。登録すると日本尊厳死協会の会員証なるものが送られてきて、いざとなったとき提示することになるのですが、法的にはまだ認められていないそうなので、法的効力はないのだそうですが、自分の意志を形にして残しておくことは必要なことです。協会の調査によれば05年中に亡くなった会員の中で尊厳死の宣言書を提示された医師が同書を尊重したと遺族が答えたのは427人中409人で95.8%が尊厳死を医師から容認されたとあります。
私の死亡原因はかなりな確率で予測できますので、多分植物人間になって生き延びることはないとは思いますが、人生何が起きるか分からないので、私も早速、
日本尊厳死協会へ資料の請求を致しました。会員になると一年三千円、夫婦では四千円かかりますが回復の見込みもないのに、スパゲティー人間みたいになっていつまでもヒクヒクしていたくないかたは申し込まれたらいかがですか。