ひとりごと、ぶつぶつ

肉主霊従であるがゆえに。

相似象という言葉がある。およそ、存在する全てのものは、大なり小なりのサイクルを循環していると考えるのが正しいのではあるまいか。身近なものでは一日の繰り返しや巡る季節である。ホーキングは宇宙の始まりを、光りのドップラー効果による赤方偏移から、約130億年前のビッグバンから宇宙は始まったと主張するが、私は宇宙は無始無窮、途方もなく長いサイクルのなかで息をしてるようなものではないかと、密かに思っている。

生涯かけて、日本にスピリチュアリズム関連書籍を翻訳紹介してこられた近藤千雄先生は、そんなサイクルの流れの中での人類史を分析された著書「霊的人類史は夜明けを迎える」の中で今こそ、人類は霊的な夜明けを迎える時代なのだと述べておられる。そのことを既に数千年前に予知していた高級霊の一柱が2000年前、ナザレに降誕した。2000年にわたる夜の時代を迎えるにあたり、自らの霊性強化が目的であったという。

19世紀半ば、身の毛もよだつような暗黒の時代に別れを告げる電話のベルが、アメリカ、ロチェスター近郊の小さな村で鳴った。それは地球人類浄化のための予告のベルだった。アメリカだけではない。イギリスでも、フランスでも、日本でも。その地球規模の浄化運動の主宰神こそが、あのナザレのイエスその人であったのだ。

おおくの新興宗教の教祖の出身母体となった大本、出口ナオの自動書記通信、お筆先こそが、日本におけるスピリチュアリズムの発祥である。その出口ナオは肉主霊従と書いて、「われさきに」と読ませた。まさに弱肉強食、利己主義の現在の世情そのものの世のことだ。子供たちのいじめが問題になっているが、いじめは子供たちばかりではなく、大人の社会もいじめが罷り通っているし、世界もまた強者が弱者をいじめて当然の世となっている。

事件が起きる度に、対岸の火事と傍観してきた人々も、もうひとごとだと嘯いてはいられない。火の粉はすでに自分にも降りかかってきているのだ。多くの学校や会社や家庭でも、やっといじめや自殺の問題が真剣に取り上げられるようになってきたことは、その証左だろう。自分の身を守ることだけでは、こうした問題は解決出来ないことにやっと気がついたのだ。自分のことはさておいても、相手の気持ちや身を案じてあげられるような人間関係が構築できれば、いじめなど起きるはずもないことが分かるはずだ。
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by 892sun | 2006-12-15 14:27
<< 1億ドルかあ、ウーン。 それでも慎太郎ですか? >>



この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

by 892sun
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