古臭いイデオロギー
戦後の長きに渡ったアメリカの傀儡政権が交代し民主党政権が誕生しました。始まる前からああだ、こうだと、いろいろ心配する意見もありますが、まずはしばらくお手並みを拝見することにしましょう。心配はネガティブなマイナス・エネルギーを生み出すだけで何の得にもなりません。これもアセンションのほんの一部でしょう。アセンションとはパラダイムの転換をともないますから、世の中の仕組みが大きく変わります。日本の政権交代などはささやかな転換に過ぎません。
これからも世界はもっとドラマチックな転換をしていくことでしょう。これで二大政党制が出来たと単純に喜んでは間違います。自民党の再生はないかもしれません。最後は完全に腐っていましたからね、腐ったものから新たな芽が出るでしょうか。未来の社会システムは全然違ったものが生まれるかもしれませんよ。歴史的にみても、世界支配者層は、ずっと分割して統治するということをしてきました。全く違うイデオロギーを持つ陣営に世界を分割して、互いを争わせて弱体化させ、自分たちに都合よく支配するのです。 ロマノフ王朝を倒してロシア革命を起し、ソ連邦を共産主義に染め上げて、東西冷戦を画策してきたのもイルミナティーです。自由主義陣営と社会主義陣営が一発触発するかのように報道されていた時代にも、ロスチャイルドやロックフェラーは東西を自由に行き来していたのです。どちらの陣営も、自分たちのイデオロギーこそが幸福になれると人々を教育、洗脳してきました。共産主義者は人民の平等を唄いましたが、共産主義は官僚支配のシステムに過ぎません。貧困を平等に配っただけでした。戦争の恐怖に脅え、愚かな軍拡競争の末、経済は疲弊し、人々も間違いに気付けば、人工的な主義思想は、崩壊するしかないのです。 方や自由主義陣営も戦う相手がいなくなれば、相手をむりやりにでも作り出さねば軍産複合体は利益を出すことができません。中東の貧しいゲリラ組織を財政的に援助して大きな組織に育て上げてテロリストとしてデビューさせたのは、ロックフェラーのブレーンであるブレジンスキーです。そして、あたかもそのテロリストたちが自分の国に対してテロを行ったように計画を立て、実行したのが911事件、作り上げられたテロリストや、ありもしない施設、無理やり理由を作り上げて他国を侵略し、戦争を続けることで存在理由を主張してきたアメリカの資本主義が生んだ金融システムも、今や自爆の様相です。いずれこの事件の計画者たちは法廷で裁かれることでしょう。 自由な資本主義経済は、競争が行き過ぎれば、格差を生んで、弱者は生きていけません。少なくとも教育や医療、福祉といった制度に経済競争をさせることは無理があります。いくら自由とはいえ個人や法人のやりたい放題の結果が現在のアメリカの金融制度の破綻に結びついたような気がしています。共生、互助という精神がない社会は自然の摂理からはずれています。崩壊するのは当然の帰結です。 どのような主義主張が国民の幸福をもたらすのではなくて、結局イデオロギーというのは為政者が国民を洗脳するための道具であったことが良く分かります。ヒマラヤの麓にブータンという小さな王国があります。人口も経済規模もとても小さな国ですが、国民の幸福度は高いと聞いています。人間の幸福度は、国の制度やイデオロギーではないのです。ピラミッド型の支配システムではなく、一人一人が互助システムの中で、横にネットワークを作り出すのが、未来の社会システムになるだろうと考えています。原因と結果の法則が際立ち、人は誰もが霊的には繋がっているのだという感覚を持つようになれば、今までのようなイデオロギーは無用となり、消えてゆくでしょう。 ブログ・ランキングに登録しました。お読みになって、よかったと思われたら、バナーのクリックをお願い致します。
by 892sun
| 2009-09-17 14:20
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