真理を求めて
霊的な真理を知らないで一生を終えることは、洞穴の中で生まれて、そこが世界の全てと思い込み、太陽の光が燦燦と輝く外界を知らず、松明の明かりだけが本当の光だと思っているようなものです。真理を知れば価値感が変わります。一人でも多くの方々にこのことに気付いていただいて、霊的なものに関心を持っていただきたいと念じています。ただ、私も最初は多くの方々と同じように、教育された通りに唯物的な現実主義者でした。今日は少し恥ずかしいですが、若い頃のプライベートなことで、今に至ったいきさつなどお話しようと思います。
私は愛知県の海辺の町で生まれました。勉強はそれほど好きではありませんでしたし、家も豊かではありませんでしたから大学は目指さず、高校を卒業した時点で、名古屋の銀行に就職が決まっていたのですが、何故か行く気になれず地元の商店で働いていたのですが、突如、人生は一回きりだからやりたいことをやろうと、単身上京しました。写真に興味がありましたので、カメラマンとして身を立てたい、それには東京に行かなければと思いついたのです。(目指すは秋山庄太郎、知らない人は篠山紀信かな) しかし、コネも貯金もあるわけではありませんから、写真と名が付くところを住み込みで転々とする日々でした。写真学校に行こうとも思いましたが生きるのに精一杯で、そんな余裕はありません。しかし、あることがきっかけでアニメーションの撮影助手の仕事にありつき、芸術写真は諦めてアニメのカメラマンとして自立することができました。世界的に有名なアニメーターと組んで多くの仕事もさせてもらいましたから、その頃のことはとてもいい思い出になっています。 しかし、生活に余裕が出来ても人間性は低いままですから、若さに任せて肉体的な欲望に身を委ねるような生活でもありました。女性とつきあっても、一度ベッドを共にすれば、もう次の女性に心が移るような状態です。アルコールには弱いくせに、ストレスの溜まる仕事ですから、いつも飲みすぎては失敗ばかりしていました。そんな私も世間並みに結婚して、世間並みに家や車を揃えました。二人の子供にも恵まれました。世間並みの幸せを手にしたような気分でした。 40代になっていました。そんな時に本屋さんで一冊の本を手にしたのです。「古代霊は語る」という本でした。頭をハンマーで思い切り殴られたような衝撃を受けました。貪るように次々と霊的真理に関する本を読み漁るようになりました。私の中で180度の意識転換が起きました。こんな生き方をしていたら、人生の意味がなくなると気付きました。意識が変われば、自動的に環境も変化するのです。やっと手にした世間並みの幸せは音を立てて崩れはじめました。家族は崩壊してバラバラになり、気が付いたときは無一文になっていたのです。ちょうど50歳になったところでした。 無一文でしたが、私の中には霊的な知識が育ち始めていましたから、この状態の意味も理解できましたし、どうすればいいかも分かっていました。他人のために自分を役立たせることが出来れば、神は私を見捨てないという確信です。無一文からでも出来ることから始めようと思いました。自分に出来ることをリストアップしてプリントして近所に配って歩きました。生まれ変わったつもりで、名前を矢国立蔵と名乗りました。これは胸部大動脈瑠で手術するまで8年続けました。きつい仕事、嫌いな仕事も多かったのですが、充実した毎日でした。 大動脈瑠は5年後には再発して二度にわたって生死の境をさまよいました。、今や仕事はできない体になってしまいました。今の私に出来ることは、私が今まで学んできたことをお伝えすることだけです。霊的真理に目覚めたからといって、いいことばかりが起きるわけではありません。むしろ真理を知ったことで、心の準備が出来たのを機会にカルマの清算も起きてきます。しかし、しっかり清算してしまえば、もうこの世に生まれてくることもないのです。この世という地球学校を晴れて卒業できるのです。 私は、やっと40代になって霊的なものに関心を持つようになったのですが、今の人たちは若いうちから霊的なものに関心を持つ方々が増えています。私にしてみれば、とても羨ましいことです。若いうちから霊的な真理を求めて、生活の中に実践するようになれば、悪いカルマを積むことなく、あの世に持っていける大きな財産が出来ます。生まれてきた本来の目的を達成することが出来ます。地球全体のひいては宇宙そのものの波動が上がります。これが本当のアセンションです。 長文を最後まで読んでくださって有難うございます。これからも一人でも多くの方々に霊的真理を伝えていきたいと願っています。 ブログ・ランキングに登録しています。お読みになって、よかったと思われたら、バナーのクリックをお願い致します。
by 892sun
| 2009-11-20 10:42
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