調査捕鯨は反対です。
オーストラリアのラッド首相が来日されるそうで、鳩山さんと何を話されるのかしりませんが、ラッド首相には是非鳩山さんに調査捕鯨の中止を求めていただき、鳩山首相も同意していただきたい。昨日書いたように、日本人は言葉を換えれば内容も違うものだとすぐ信じてしまう。賞与を期末手当と言い換えれば、国民を欺けると、本給の何倍もの期末手当を出す。民間と較べて年収が多いから、月割りを減らして残りを期末手当とするんだそうな。役人の考えそうなことだ。
話を戻して、調査捕鯨のことだけど、以下に農水省のHPから調査捕鯨の正当性を述べているので、貼り付けますが、調査だけなら反対はしません。調査が本当の目的であるなら、どうして捕殺してしまうのかが理解できない。野生動物の調査をしている学者は多いが、皆さん、タグなどを付けてまたそのまま元に帰しているではないか。殺してしまったら、その後の生態は分からなくなってしまう。殺して引き上げて、持ち帰るのは、食用にするためだ。胃の内容物を調べるだなんて、今までずっと多くの鯨の胃の中を見てきて、まだ分からないはずがない。胃の中はオキアミなどのプランクトンと小魚などだ。そんなことは小学生だって、知ってる。 引用開始***農林水産省 HPよりくじらの話(5) 海洋生態系のバランスを守るため 最近、日本の調査捕鯨に反対する団体の過激な妨害活動が、各種メディアで報道されています。そもそも、調査捕鯨は何のために行っているのでしょうか? 2050年には世界の人口が90億人を超えることが予測されている人類にとって、地球の4分の3を占める広大な海の有用生物資源を持続的に活用していくことは、食料確保の意味でも極めて重要な課題といえます。(根拠を無理やり作っている、野生動物を食用にする発想が間違っている) クジラも貴重な食料資源のひとつであり、多くの国で(これも嘘だ、)今もクジラが食料として利用されています。また、クジラは陸上の動物と同じく、海の中の生態系の一部を構成しており、クジラだけが極端に増えすぎれば、生態系のバランスを崩すことになってしまいます。 このようなことから、将来にわたってクジラを食料として持続的に利用していくための調査として調査捕鯨は行われています。 なお、国際捕鯨取締条約では、IWC加盟国の政府は科学研究のために捕獲調査を行うことを許可する権利を持っていることを定めています。また、調査によって得られた鯨肉などの副産物は無駄なく有効利用しなければならないことも定められています。***引用終わり 読めば、はっきり食用にするためだと書いてある。しかし、北極熊が共食いしただけでニュースになる時代に、野生の動物を捕殺して食料にするという発想は時代錯誤も甚だしい。野蛮人としか言いようがない。既に今までに大量な捕鯨活動が行われてきた結果がシロナガス鯨などの激減を生んだのであり、ミンク鯨はまだ余裕があるとかいって、捕鯨を続ければ、ミンクだっていなくなるに決まっている。数だけ調べたいのならタグでも付けて追跡調査をしたほうが生態系も詳しく分かるだろう。既に大多数の国は捕鯨に反対しているのに、未だに日本が捕鯨を続けたがっている理由は他にもあるようだ。以下の記事を参考にしていただきたい。 2009年3月9日のローマで行われたIWC(国際捕鯨委員会)から 豪州、ブラジル、NZ、英、米より、調査捕鯨は不要、または停止されるべきであり、IWCとして調査捕鯨終了に向けた明確なコミットメントが必要である旨の意見が出された。これに対し我が国、ギニア、カンボジアより、調査捕鯨のフェーズアウトは、国際捕鯨取締条約の精神及び規定に反し、科学調査の意味を失する削減は受け入れられない旨述べた。***引用終わり またこんな記事もある。 引用開始***『美しい壷日記』で知ったくじラブ・ブログの「調査捕鯨は水産庁の「天下り」「利権」のショーケース」という記事を読むと、調査捕鯨に融資している海外漁業協力財団(OFCF)が農林水産省からの天下りの巣屈だったのだ。 それは水産庁のお役人さんたちの「天下りのショーケース!?」のような財団でした。 理 事 長(常 勤) 嶌田 道夫 元水産庁長官 常務理事(常 勤) 粂 知文 元水産庁資源管理部審議官 理 事(非常勤) 石川 賢廣 元水産庁次長 理 事(非常勤) 中須 勇雄 元水産庁長官 理 事(非常勤) 畑中 寛 元日本鯨類研究所理事長 理 事(非常勤) 米澤 邦男 元水産庁次長 (元IWC日本代表) 理 事(非常勤) 澁川 弘 元水産庁研究部長 ★サンケイニュースから産経msnニュース 2009.9.5 11:59 クジラの捕食が漁業に与える影響を調べるため、北海道・釧路沖でのミンククジラの調査捕鯨が5日始まり、釧路港で出発式が開かれた。調査船4隻は同日以降に出港。ことしの計画では60頭を上限に捕獲する。 調査捕鯨は水産庁の許可を受け、日本鯨類研究所(東京)などが行う。例年、春は宮城県・三陸沖、秋は釧路沖で実施。釧路沖は、釧路港から半径50マイルの太平洋沿岸が対象海域となる。ことしの調査は10月14日まで。 捕獲したクジラは胃の内容物を調査した後、食用に販売される。2008年の釧路沖では50頭を捕獲。スケトウダラ、カタクチイワシなどの捕食を確認した。(産経msnニュース 2009.9.5 11:59) ***引用終わり 以上の事実からみて、農水省のやっていることは世界中に非難されてしかるべきで、直ちに調査捕鯨ならぬ商業捕鯨を中止するべきである。昨夜もNHKの「ご近所の底時力」でやっていたが、日本人のフードロスは目に余るものがあるし、もっと食料の自給率を上げることに力を注ぐべきではないのか。利権絡みの役人共が日本を貶めていることを自覚するべきである。 ブログ・ランキングに登録しています。お読みになって、よかったと思われたら、バナーのクリックをお願い致します。 燃える秋(7)
by 892sun
| 2009-12-12 11:07
|
以前の記事
2016年 12月
2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 11月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 09月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 home page
ライフログ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||