キリスト教の誤謬
台風のお陰でやっとおしめりがありました。雨音を聞きながら書いています。草木は生き返ったように喜んでいることでしょう。涼しくなったところで今日は出かけますので、早めの更新です。この間、ふとしたことで、聖書には霊媒師は悪魔だと書いてあることを知りました。キリスト教については調べたことがありますが、聖書の内容まで分析したことはありませんので、愕然としました。まあ、なんてことを。クリスチャンと称する方は日本にも多いので、これを読んだら目を吊り上げて反論するでしょうが、まあそれが洗脳の証拠でもあるわけで、私は昨日も述べたように、researchers of truth(真実の探求者)の一人ですからありのままに事実だけを書いておきます。
そもそもキリスト教が成立したのは、イエスの死後およそ250年も経ってから、ローマ皇帝コンスタンチヌスがニケア会議を開いてキリスト教を国教と定めたものですが、その会議においては、イエスの直系の伝道者たちは全員退席したと伝えられています。何故ならコンスタンチヌスはイエスの教えの中から、為政者として都合の良い部分だけを拾い出したり、まったく関係ないものなどを混ぜて聖書の編纂を行ったからです。ようするにイエスの教えを政治に利用したのです。法王という神の代理人を立てて、法王の言ったことは神の言葉として、従わなければ地獄に堕ちることになるわけです。イエスは内なる神を説いたのに、外側に神をこしらえたのです。帝政ローマを治めるのに宗教を利用したといえます。当時のヨーロッパはローマの支配下にあるか、そうでなくても王政を敷いていましたからキリスト教は瞬く間にヨーロッパに広がりました。 イエスの嘆きが聞こえるようです。シルバーバーチが何故かくもキリスト教を非難するのか理由が分かりました。霊媒師は悪魔であるとするならば、イエスもまた悪魔であるということになります。この矛盾をどう説明するのでしょう。イエスは類稀な能力者でしたからこそ、数々の奇跡とも思えるような現象を人々の前で見せました。常に高次元と連絡が取れていましたから、人々に真理を説くことができたのです。霊媒能力は誰もが持っている能力で、肉体の持つ物質波動を落とせば、誰にも発現します。そのために荒行に励む人も多いのです。瞑想や座禅、精神統一を続けることでも出ることがあります。他次元と繋がるのです。 問題はどのレベルと繋がるかです。キリスト教がいうように、悪魔が棲むのではないかと思える世界と繋がることも有り得ます。それは霊媒の波動に問題があるのです。幽界の低層は光の射さない闇の世界で、ここには光を求めて彷徨う低級霊が、人間を騙してたり、傷つけたりすることに喜びを見出しています。欝になったり、自殺ばかり考えているような人で体質的に敏感な人は、時にはこのような世界と繋がってしまうこともあります。我に帰ったとき、自分の行動が説明出来ないような事件を起すのは、こういう人です。 このような体質を人助けにしている人もたくさんいます。カウンセリングやヒーリングをしている人たちです。チャネラーといわれている人もそうです。彼らはみんな悪魔でしょうか?私が知識の根拠にしてる数々の霊界通信も、このような人たちの努力のお陰です。初期のスピリチュアリストは、こうしたキリスト教の間違った教えのために、数々の迫害を受けたのでしょう。それでもなお、勇気を出して、私たちに霊的真理を伝え続けてくれたことには感謝の言葉もありません。今も高次元の高級霊からは地上に向けてメッセージが発信されていますし、個々人にも守護霊から日々、導きを受けているのです。この事実だけでも知ってほしいと思います。 ブログ・ランキングに登録しています。お読みになって、よかったと思われたら、バナーのクリックをお願い致します。
by 892sun
| 2010-09-08 09:55
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