ひとりごと、ぶつぶつ

死ぬことより、生まれてくるほうがずっと勇気がいる

今までの概念に囚われていると新しい時代を迎えることが出来ません。霊的な真理を知ることで価値感を変えましょうと言い続けています。その最大のものが死生観ではないかと思っています。死ぬことは悲劇ではないとも書いてきましたが、死ぬことより生まれてくるほうがずっと勇気が要ることをもう少し具体的に述べてみたいと思います。

死ぬことも、生まれることも霊的な成長のためのプロセスで、次に進むためには避けて通れないものです。誰の魂もこのことは良く知っていますが、いざとなると躊躇します。しかし、考えてみてください。生まれてくるためには、それまで住んでいた高次元の何でも思い通りになる、居心地のよい所から、それまでの一切の記憶を一時預けに預けて、何も知らない、文字通り裸一貫ゼロの状態から始めるのです。それまで縁のなかった知らない両親を選び、そこで学ぶための厳しい一生のシナリオのアウトラインを見せられ、それに順ずる環境を受け入れて、生まれてくるのです。避けて通れないとはいえ、かなり勇気の要ることだとは思いませんか。高い次元には誰もが行きたがるでしょうが、自分の成長のためとはいえ、低い世界に降りることは大きな決断が必要になります。

それに引換え、死ぬことは良い事ずくめです。まず死別した愛する人たちと再会できます。過去生のすべての記憶と体験が蘇ります。肉体という制約の大きい束縛からも解放され、それからは思い通りの生活ができます。生活するために働くこともありません。行きたいと思えば何処でも自由に行けますし、自分が死んだことでもう二度と会えないと思っていた、この世にいる愛を育んできた人たちの側にいようと思えばいることだってできます。なにより死が最後だと思っていたことが間違いだったことに気がつきます。

このようなことが理解できれば、死に対する接し方も見方も変わるでしょうし、生まれてくる赤ちゃんに対しての愛情も変わるのではないでしょうか。霊的進化成長のために必死の思いで親の元へ降りて来た魂なのです。親は本能的に子供を可愛がりますが、それに加えて、この事実が分かっていれば尚一層子供がいとおしく思えることでしょう。子供は一人一人個性を持っていて百人百様ですが、親はどうしても親のエゴで親の思い通りの子供に育てようとします。それでは個性を潰してしまうことになります。子供は自分で自分の進む道を知っていて自分で切り開いていくでしょう。その手助けをしてあげるのが本当の親の役目です。

人気ブログランキングへ
ブログ・ランキングに登録しています。お読みになって、よかったと思われたら、バナーのクリックをお願い致します。

私のブログでは基本的にはコメント禁止に設定していますが、個人的なご相談があれば受け付けています。右サイドにあるスピリチュアルワールドの私のHPにメールアドレスがありますのでご利用ください。コメントのやりとりを希望される方はミクシー(登録名やくに)には登録していますので、そちらからお願いします。
死ぬことより、生まれてくるほうがずっと勇気がいる_b0034892_10575420.jpg

by 892sun | 2011-01-02 10:56
<< 親の所有物からの自立 謹賀新年 >>



この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

by 892sun
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
以前の記事
2016年 12月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 11月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 09月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
home page
ライフログ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧