昨日降った雪があちこちに点在して、これはこれでまた趣があって良い景色ではあります。この雪のせいで風の温度もすっかり下がり露出した部分の肌が痛い。新潟地方で自分の家で正月を迎えられない方々も今までの冬の寒さとはまた違った痛い寒さを感じておられるのでしょうね。そして、津波で何もかも失った方たちはこれからじわじわと心の痛みを感じるのでしょう。自然の力はいつもは誰彼にも差別なく暖かく包み込み育む力として存在するのに、時として猛威をふるい底知れぬ恐怖を感じさせます。人間は大自然の中の一部として存在するだけなのに、時としてそれを忘れ傲慢になります。太陽の恵みさえ、当たり前のこととして感謝をすることを忘れます。災害はそんな人間に対しての警告なのかもしれません。そして災害の起きるたび、人々は助け合いの素晴らしさを学びます。何もかも失った人々には出来る限りの援助をしてあげたいものです。すでに各国から救援隊やら援助金、援助物資などが手配されているようですが、こんな時こそ日本もいち早く、そしてケチケチせずに力を出して欲しいと願うばかりです。