ひとりごと、ぶつぶつ

死刑は廃止するべきである。

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今日はこのことを書かずにはおけない。日本に未だにこんな制度があることが日本がまだ未熟な国家であることを証明しているようなものである。殺されたから、殺して決着を付けるのは仇討ちを認めることである。本村さんの気持ちは良く分かるが、彼の人生にこのような問題が突きつけられてきたことの意味を理解することができれば、彼も極刑は求めても死刑は求めなかっただろう。彼の人生はまだ長い。これからじっくりと死について勉強してほしい。

私たちがこの世に生まれてくる大きな理由の一つは、命とは何か、死とは何か、そして生きることの意味を理解することにある。それがまだまだ理解されていない社会だからこんな制度が残っているのである。死刑に処す側にも、処される側にも負のカルマが残る。これで一件落着、事件は過去のものとなり人々の記憶から消えていくのみ。この事件から学ぶことは何もなかったことになる。

どのような現象にも意味がある。そこから何かを学ぶことで人類は進化してきた。最も大切な命に関わること、死とはいかなることか分かっていない人が多いから死刑などいう制度が存在するのである。この世は体験から学ぶ学校のようなものであり、肉体的な制約を思えば牢獄のような所である。死とはこの世からの卒業であり、牢獄からの解放だから、死刑にすることは、わざわざ苦しみから解放してやるようなものである。

オーム真理教の松本被告などは、因果律からは逃れられないことは知っていても、一時的には拘束されている状態から解放されることを知っているから、おそらく一日も早く死刑が執行されることを望んでいるはずだ。死刑とは極刑ではないのである。

殺人は自殺も含めて勝手にその時期を決定することは摂理に反することである。たとえ法律で定めていても、執行されればその罪はそのような法律を定めている国家が負うことになる。命令を下す法務大臣が罪をかぶるわけではないが、命令を下すことを嫌がる大臣が多いから、死刑が決まっていても執行されない囚人が増えているとも聞く。

罪科を課することの目的は、その行いを反省させて更正させることではないのか。更正も期待できないような最も重い罪に問うべきであるなら終身刑にして、この人生では二度と自由が味わえないようにするべきだ。この世に時間というものがあるのは、生きて罪を思う時間を与え反省させることが目的である。殺さなくてもそれで充分目的は達成され、誰にも罪科は及ばない。これを機に司法行政に関わる人々はこの問題を改めて考えていただきたい。

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by 892sun | 2012-02-21 11:52
<< 故意か偶然かって?故意に決まっ... 君が代の本当の意味 >>



この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

by 892sun
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