ひとりごと、ぶつぶつ

アメリカの対日政策は変化するのか

戦後の日本はCIAの傀儡である自民党が、いかにも日本人の政治家が国を動かしているように見せかけて統治してきたのですが、実は毎年アメリカから年次改革要望書という命令書が出されて、それに沿った政治をしてきた。それに気がついた国民が野党勢力に力を与えて、一旦は政権交代が起きたが、政権を担当した民主党は、実際に政権運営をしてみると、アメリカの恫喝と圧力の強さに悲鳴をあげて、国民との約束だったマニュフェストを悉く破棄して、自民党以上にアメリカの言うがままの政治をしている。

経済の問題もアメリカの意向にそった運営を日銀が行っている。世界中がインフレなのに、日本だけがデフレなのは、市場の動向によるものではない。日銀がFRBから命令されたように、経済を運営しているから、日本経済はその暗闇から抜け出すことが出来ない。ドルやユーロといった世界経済の基軸通貨になってきたものが金融工学の失敗から今や何時破綻しても可笑しくないところまで来ているのだから価値は下がるのが当然なのに持ちこたえていることが異常なことである。

従って、哀しいことだが日本という国はアメリカが政策の転換をするか、アメリカ経済そのものが崩壊するまで、変わることができない。その間に中国は為替レートを意図的に低く保って安い製品を世界中にばら撒いて経済発展と遂げてきた。今や日本を追い越してしまったが、それでもレートを上げようとはしない。自由主義を掲げながら為替レートを意図的にコントロールして自国に有利にしているのがアメリカなのである。

経済に素人の私にさえ、どうすれば景気を良くすることが出来るかわかるが、それをしないのは日銀が頑として金融の引き締めをしてデフレを促進してからである。世の中の経営者もそれを知っているから、自民党の阿倍総裁が日銀法の改正やら金融緩和、デフレスパイラルからの脱出を打ち出してから、たちまち円は安くなり株式相場は沸騰した。自民党が政権を取れば、そんなことが出来るのだろうか?阿倍氏にはアメリカに逆らう力があるのだろうか?

そもそも日本経済がこれほど落ち込んでしまったのは、それまでの自民党政権時代に行われた対米従属経済政策の失敗を引きずっているからであり、アメリカの対日政策に変化がなければ、いくら自主的に金融緩和するといってもさせては貰えないだろう。私には口約束としか思えない。選挙が終われば元の木阿弥になる可能性が高い。チャネリング・メッセージが伝えるように、ダークサイドの人間が退場し、オバマが光の子の本性を現すことがあれば、日本独自の経済政策が行われるであろうが、阿倍総裁がそれを信じて発言しているとは、とても思えないのである。

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by 892sun | 2012-11-23 12:37
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この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

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