ひとりごと、ぶつぶつ

人生の大命題

日本が経済大国と呼ばれるようになって久しい。日本人の大多数が目指している行動をみていると、大きな一つのパターンがあることに気がつく。親の言いつけを素直に信じて良く学び、良い成績を残して上級学校に進み、安定した大企業か、官庁に就職して組織の歯車の一つとなる。、適齢期になったら、同じような境遇の中から配偶者を選んで結婚し、ローンを組んで自分の家を持つ。子供にも恵まれたら親子で仲良く暮らし、子供にも自分と同じような道を歩ませる。老後のために働き続け、停年を迎える頃には一財産を築いて、何人かの孫にも囲まれながら、自分の人生を振り返る。ああ、なんて素晴しい人生だったのだろうと。

本当にに素晴しい人生だったのだろうか?本当にそうなった時、心はそう思いたがっても、魂は満足しているだろうか?創造主は何故、これほど多様な世界を作り、人間に個性を与えたのだろうか?同じような体験ばかりを類魂に持ち帰ることはプラスになることなのだろうか?彼は何か忘れていないだろうか?生まれてくる前には知っていた目的を、すっかり忘れて、魂が肉体を離れてから気がついて後悔することにはならないだろうか?そうなのだ、この世で生きているうちにどうしても気が付かなければならないことがある。それが人生の大命題であり、以下のようなことである。

「私は何者か」「なぜ存在しているのか」「他者はなぜ存在するのか」「私たちはここで何をしているのか」「何か特別なことをするためにやって来たのか」「人はなぜ生まれ、死ぬのだろうか」「私たちはどこからやって来て、どこに向かうのか」「死後にも、何かがあるのだろうか」

「人生は、なぜこれほど不公平なのか」「誰にも危害を加えたことのない小さな子どもが、生まれた時から誰からも愛されずに飢餓・戦争・貧困・病気・搾取・虐待で残酷なまでに苦しむその一方で、健康に生まれつき、幸せな環境で愛される子どもがいるのはどうしてか」「なぜ病気になる人とならない人がいるのか」「長生きする人がいる一方で、生まれた途端に死んでしまう人がいるのはなぜか」

「苦悩と悪意は何のためなのか」「善人と悪人、幸福な人と不幸な人がいるのはなぜか」「私はどうしてこの家族の下に生まれ、他の家ではなかったのか」「どうして他の人ではなく、私に、こんな災難が降りかかるのか」「他の人に起こる不幸が、自分に起こらないのはなぜか」「これらの違いは一体何によるのだろうか」

魂の法則序文より抜粋

これらの疑問に全て答えを見つけることは出来ないだろうが、このような問題があることに気が付き、答えを見出そうとすることが、人生のそもそもの目的であることを考えれば、冒頭述べたような人生を目指そうとするのは間違いであり、そのような人生は失敗であるといえる。再び心を入れ替えて、この世に生まれてくることになる。人生の大命題に正面から取り組み、解決に向けて歩き始めることが覚醒への道である。悩み、苦しみ多き人生こそ素晴しい人生なのである。

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by 892sun | 2013-06-10 11:42
<< 肩が痛い さよなら、フーちゃん。 >>



この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

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