エメラルド・タブレット
精神世界の書籍については、もうどのくらい読んできたのだろうか。難解で一度では理解出来ないものや、気に入ったものは何ども繰り返して読んできたから、多分数百冊以上にはなるだろう。もう新たな感動はなかろうとは思いつつ、それでも読んでない本に出会うと心が動く。例えば、このあいだのダスカロス。知識は求めれば、求めるほど深くなり、真理を知れば知るほど、ゴールは遠のいてゆく。
今日、紹介しようとする「エメラルド・タブレット」も不思議な本です。ダーウインの進化論や、宇宙には地球しか人類はいないとか、その始まりがビッグバンだという説、ギザのピラミッドが6千年前に出来たという嘘を、学校で教えられたからと鵜呑みにしているような方にはとてもお勧めできないシロモノなのです。内容も私にとっては素晴らしいの一言ですが、霊的真理をご存知でない方には理解不能でしょう。 だいたい、この本の著者が凄い。アトランティス人トート。これ読んだだけで、常識人はもう腰が引ける。紙に書かれた本ではなくて、鮮緑色(エメラルド色)のイオン化しない永久に変化しない金属板に書かれていて、現在は大ピラミッドの中に戻されていて実物を見ることは出来ない。それが何故陽の目を見ることになったのか。 アトランティスの司祭王だったトートが母国アトランティスの沈没後、古代エジプトにアトランティスの植民地を建設した。このトートが、ケオプスが作ったと誤り伝えられているギゼーのピラミッドの建設者なのである。彼は紀元前五万年くらいから紀元前三万六千年くらいまでの一万六千年にわたって古代エジプトの種族を支配した。彼は不死の人、死を克服した人だった。 彼がエジプトを去る時期がやってきた時、彼はアメンティーの大ホールの入り口の上に大ピラミッドを建設し、その中に自己の諸記録を入れ最高に発達した者の中からピラミッドの多くの秘密の管守者たちを任命した。後にこのピラミッドの管守者たちの子孫がピラミッド祭司となった(ダスカロスも司祭だった。ここで繋がります) トートは彼が去ってからやってきた暗黒時代に、ピラミッド司祭たちによって、智恵の神、記録の神として祀られた。言い伝えによれば、アメンティーのホールは、地下界、神々の諸ホールとなったのであり、そこで魂が死後裁かれるために通過する処だと言うのである。 さて、時代は下って紀元前千三百年頃は争乱が絶えず、多くの祭司たちの代表団が世界各地へと派遣された。これらの中に、エメラルド・タブレットを護符として持参したピラミッド司祭の一団があった。彼らは南米のマヤ族にアトランティスの智慧を多く覚えていたことを知り、彼らの中に住み着いて、そのまま留まった。 このマヤ族は紀元十世紀に中米のユカタンにすっかり移ってしまい、このタブレットは太陽神の幾つかの大神殿の内の一つの祭壇に隠された。マヤ族がスペイン人によって征服された後は、諸都市は見捨てられ、諸神殿の宝物は忘れ去られてしまった。しかし、今もピラミッド司祭を通じて働いている聖白色同胞団と関係のある筆者(翻訳者・ドリール博士)は、エメラルド・タブレットを再発見して大ピラミッドに戻すように指示された。 筆者は非常な冒険の後にこれを成し遂げ、大ピラミッドに戻す前に、タブレットに刻まれた智慧を翻訳して、その写しを一部取ることを許されたとある。アトランティスに関する記述では、エドガー・ケイシーのものと矛盾しないし、光の子、闇の子の説明で、レプテリアン(爬虫類人間)を彷彿とされる記述もあって、現在の世界を支配している一族は闇の子たちの末裔かもしれない。 エメラルド・タブレット 霞ヶ関書房刊 原著者 アトランティス人トート 英訳・解説 M・ドリール博士 和訳・解説 林 鉄造 ¥1800 土曜日は過去ログの中から、是非もう一度読んでほしいものを選んで再掲しています。 哲学・思想及びスピリチュアルのジャンルでブログ・ランキングに登録しています。お読みになってよかったと思われたら、バナーのクリックをお願い致します。 個別のコメントにはしっかり対応できていませんが、コメントのやりとりを希望される方はミクシーからアクセスしてください。「やくに」で検索すれば見つかると思います。ご相談のある方はホームページ「マイ・スピリチュアル・ワールド」からお入りください。よろしくお願いします。
by 892sun
| 2013-09-28 10:28
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