現代科学は実現不可能に思えたことを次々と可能にしてきましたが、依然として重力の制御ということは実現できていませんでした。地球に住んでいる以上、重力からの解放なんて無理じゃないかと思えますが、どうやら不可能ではなさそうですね。面白い記事がasahi.comに載っています。
ゆで卵、毎秒30回転以上で宙に浮く 慶大教授ら予測
2005年05月20日16時58分
横になったゆで卵をコマのように高速でまわすと、ある時点でひとりでにジャンプする――直感的には信じがたいこんな奇妙な現象を、慶応大の下村裕教授(物理学)と英ケンブリッジ大の研究者が厳密な数学に基づいて予測した。近く英王立協会紀要に論文が掲載される。
テーブルの上でゆで卵を水平方向に勢いよく回転させると、重心が上がり、ひとりでに起きあがる。長年のなぞを02年に初めて数式で説明した下村さんらは、さらに、起きあがる過程で卵が細かく振動する様子を、流体力学などの理論で詳しく解析した。すると、毎秒約30回転以上の速さでまわすと、振動の力が一時的に重力と等しくなり、回転軸が45度前後になった時にわずかに卵が宙に浮くと分かった。計算では跳ぶ高さは最大約0.1ミリ、浮上時間は0.02秒以下と出た。
「とても不思議だが、想定した方程式が正しければ実際に起きるはず」と下村さん。人の手でも熟練すれば出せる回転速度だというが、精密な検証実験は難しく、まだ実現していない。
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実は私は、近い将来には地球人類もUFOのような三次元物理法則を超えた乗り物を発明するだろうと考えています。やはりそのキーワードになるのは、物体の振動率だろうと思われますので、たとえ短時間であろうと、数ミリであろうと数学的に立証出来るというのは嬉しいニュースです。そういえば、アダムスキー型のUFOの足にあたる部分には五箇所に半球形のかたちのものが付いています。もしかしたら、あの中で茹で卵のようなものが振動していたりして。