ひとりごと、ぶつぶつ

心霊学は哲学でもあるのだ。その4

人類が誕生して以来の最大の命題ともいえる「人間はどこからきてどこへいくのか」ということについて、名だたる哲学者たちが頭を抱えてきましたが、心霊学ではこの問題についてもきちんとした答えを用意しています。哲学者の中でもっとも心霊学の答えに近いことを言っていたのが、イエスが生まれるずっと前のプラトンでイデア論というのは「洞穴の中の例え」として良く知られています。またイソップの「井の中の蛙」の例えも本質を突いていると思います。

私たちの本質ともいえる永遠の存在である意識生命体が生まれる前にいた世界から、この世にやってきて、一つの人生を終えるとまた帰っていく世界があるのです。プラトンはイデア界と言いました。理論物理学のボーアは明在系(この世)、暗在系(あの世)と呼びましたが逆にしたほうがぴったりです。心霊学も最近では丹波哲郎さんの宣伝が知れ渡ったのか霊界などという言葉がよく使われるようになりました。私はこの世が三次元世界であるのに対する言葉として多次元の世界と言ったりしますが、昔からはあの世と呼ばれてきた世界です。

私たちは生まれる前の記憶を一時喪失しているために、この世だけが唯一の世界だと信じている人が多いのですが、実はあの世こそが私たちの本来の居場所であり、この世というのは、魂の成長のための勉強をするための学校のような場所で、特別に誂えた特殊な世界なのです。この世というのは、あの世という全体の中のほんの一部でしかありません。

どこが特別なのかといいますと、この世には時間というやっかいなものがあります。あの世では意識が実在ですから、思ったことはすぐに現実化するのですが、こちらでは思っただけではだめで、実現させるにはそれなりの行動を起こして努力しなくては現実化しません。生まれてから死ぬまで、大なり小なり、常になにをどう選択して実行するか迫られます。そしてその結果がまた原因となって次の選択をしなくてはなりません。その繰り返しが人生そのもので、そうして気付かぬうちの努力があなたの魂を進化成長させていくのです。

一つの人生が終了するということは、神立地球学校の一学年が終了したことと同じです。あの世に戻って、どこが悪かったか、どこを頑張ればいいのかなどを検討したのち、どのような環境、どのような民族、どのような家族、他いろいろ調べてぴったりの親を選んで、再び生まれてくることになるのです。そのサイクルがどれほどの長さなのかは分かりません。なにしろ時間という概念のない世界なのですから。
心霊学は哲学でもあるのだ。その4_b0034892_15525670.jpg

by 892sun | 2005-11-09 15:59
<< 何故、これほどまでに卑屈な政権... 心霊学は哲学でもあるのだ。その3 >>



この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

by 892sun
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
以前の記事
2016年 12月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 11月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 09月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
home page
ライフログ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧