ひとりごと、ぶつぶつ

悲しすぎる事件。

それほど遠くでもない、同じ区内で海洋学者だとかいう夫婦が殺され、その息子がガソリンをかぶって火をつけた無理心中で家も焼けた。同じ日、千葉の習志野でも同じように逃げ惑うパジャマ姿の両親を息子が惨殺、自分も自殺。どうせ自殺するのなら、原因を作った親も同罪と考えたのだろうか。どちらも自立できないで悩んでいたらしい。

なんども書いてきているが、親は子供を自立させる責任がある。それが役目だ。たんに可愛いからとか、出来ちゃったとか、子供が欲しいからといった理由であっても、昔の親は親になったら、そのことを自覚して子供を育てた。ところが、日本の経済成長期に親になったものたちの多くが経済的繁栄を優先させて、子供の自立をお金で買った、すなわち、躾けもせず、面倒もみないで甘やかし、稼ぐことに一生懸命だったツケが、今の日本に蔓延している。

今年も自殺者が3万人を超したとラジオが伝えていた。8年連続で、去年よりも増えているそうである。確かに社会的状況は年々悪くなっていっている。能力の劣るものを社会は見捨てるようになった。能力のある、世渡りに長けた人間はいわば勝者としてヒルズ族などと呼ばれて華やかな脚光を浴びるが、その他のほとんどの人間は、それらを陰から支える役目にまわり、厳しい条件でも耐えていかなければならないのが現状だ。かくして自殺を選ぶ。ひ弱だからだ。貧しい国の若者たちを見よ。雑草は踏みつけられても生きている。死んではいけない。生きているだけで充分なのだから。

ところが、小さい頃から甘やかされて育てれた、いわば温室育ちの人たちは、楽な生活が身についているし、誇りばかりが高いから、精神的にも耐えられなくて欝になっていく。困ったら、必ず親が手助けしてくれたのに、社会のなかではそうはいかない。心のはけ口を求めてギャンブルに手を出したりクスリに溺れたりするのもこうした理由だ。最終的な解決方法が親も殺して自殺するのでは悲しすぎる。

犬を飼う人が増えている。飼ってもいいけど、ちゃんと最後まで面倒みてください。飼うためのノウハウをちゃんと勉強してから飼ってください。そうしないと犬だってどうにもならない駄犬になって、最後は保健所のお世話になったりする。犬は保健所が面倒みてくれるけれど、子供を作っただけじゃ最後は自分の命を張ることになるよ。甘やかして、いいなりになって、最後は殺されるんじゃ情けない。
悲しすぎる事件。_b0034892_1875819.jpg

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by 892sun | 2006-06-01 18:08
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この世の仕組み、本当の生き方はもう分かりましたか?地球は次元が変わります。準備は整っていますか?心霊研究家のつぶやきに耳を傾けてください。

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